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やまだ紫 (YAMADA Murasaki)
1948年9月5日東京生まれ。漫画家・エッセイスト・詩人
1969年「COM」5月号でデビュー、1971年「ガロ」2月号入選。以降精力的に作品を発表。
漫画だけでなく独特の透明感ある水彩画、近年は油彩なども高い評価を受けています。
漫画作品に『性悪猫』『しんきらり』『ゆらりうす色』(ちくま文庫)、『Blue Sky』マンガ日本の古典21『お伽草子』(中公文庫)、エッセイに『どうぞお勝手に』(中公文庫)など。
詩画集としては井坂洋子氏との合作『夢の迷子たち』(翔泳社)、『樹のうえで猫がみている』(筑摩書房、CD-ROMはデジパッドより)があります。
●年 譜●
1948年	9月5日 東京(世田谷区)に生まれる。
1950年	7月21日 父・仲信死去。
	幼少時から一人で絵を描き始める。
1954年	世田谷区立三宿小学校入学。
	貸本漫画をよく読む。手塚治虫、小島剛夕、水木しげるらの作品を好んだ。
	この頃から絵でよく賞を貰うようになる。小学校高学年になると、少年少女世界文学大系を読みふける。
好きな作家は夏目漱石、芥川龍之介、三島由紀夫、宮沢賢治などを好む。映画ではウォルト・ディズニー。 1960年 世田谷区立新星中学校入学。後に笹塚中学に転校。 1963年 私立富士見ヶ丘高校(現在…学園)入学。 男四人に紅一点でフォークバンドを結成、ヴォーカル担当。 <1964年8月、青林堂「ガロ」創刊> 1966年 高校卒業、詩の同人会「しちにん」に参加。 <12月、虫プロ商事「COM」創刊> 1967年 この頃、デザイン事務所に勤める。 雑誌「COM」へ漫画作品の投稿を始める。
1969年 「COM」5月号に『ひだり手の…』が掲載され、以後「COM」誌上に精力的に作品を発表。 1971年 「ガロ」2月号に『ああせけんさま』が入選。 10月、結婚。 1973年 8月、長女もも出産。 1974年 11月、次女ゆう出産。作品の発表を控え、育児に専念する。 1978年 「ガロ」12月号『ときどき陽溜まりで』で復帰。 1979年 「ガロ」2・3合併号より『性悪猫』を連載開始。(〜80年2・3合併号)
1980年 8月、青林堂より処女単行本『性悪猫』上梓。(→90年筑摩文庫、92年筑摩書房『やまだ紫作品集』5巻) 10月、COM時代の初期作品集『鳳仙花』(ブロンズ社)上梓。 この年暮れ、初の個展を吉祥寺ライヴハウス「ぐわらん堂」で開催1981年 「ガロ」2・3合併号より『しんきらり』連載開始。(〜84年10月号) この頃、前夫と完全別居。 10月、短編集『鈍たちとやま猫』(青林堂)上梓。(→92年・筑摩書房) 1982年 8月、『しんきらり』(青林堂)上梓。(→92年・筑摩書房) 1983年 7月、詩人・吉原幸子氏主宰の『ラ・メール』で詩画連載『樹のうえで猫がみている』開始。 11月、『はなびらながれ』(青林堂)上梓。(→92年・筑摩書房) 1984年 6月、『ゆらりうす色』(講談社)上梓。(→92年・筑摩書房) 10月、『続しんきらり』(青林堂)上梓。(→92年・筑摩書房) 1985年 『ゆらりうす色』、にっかつ映画『ベッド・イン』として映画化。 9月、「現代詩手帖」10月号に詩人・井坂洋子氏との合作『共鳴』発表。 10月、漫画+エッセイ集『空におちる』(河出書房新社)上梓。 12月、エッセイ集『満天星みた』(大和書房)上梓。 1986年 この頃、現在の夫と同居を始める。 9月、『しあわせつぶて』(青林堂)上梓。(→92年・筑摩書房) 1988年 3月、『ねこになった少年』(文・征矢清、岩波書房)の絵を執筆。
1990年 「ラ・メール」連載作を詩画集『樹のうえで猫がみている』として上梓。(筑摩書房) 12月、「婦人公論」(1月号)に『Blue Sky』連載開始。(〜92年12月号) 1991年 1月、エッセイ集『東京ノスタルジア』上梓。(フレーベル館) 1992年 2月、筑摩書房より『やまだ紫作品集』全5巻、刊行始まる。 7月、個展『やま猫展』を詩人・吉原幸子氏の書肆水族館(東京・大久保)で開催。 8月、板橋区の自宅近くに仕事場を開設。 10月、『Blue Sky』1巻上梓。(中央公論社、96年中公文庫) 1993年 「ガロ」2・3合併号にて『やまだ紫特集号』。 3月、『Blue Sky』2巻上梓。(中央公論社、96年中公文庫) 1994年 10月5日より、毎日新聞火曜日朝刊・生活家庭欄にてイラスト+コラム「お勝手に」を連載(〜97年10月28日)。 1995年 6月、井坂洋子氏との合作を収めた『夢の迷子たち』上梓。(翔泳社) 7月、人生相談『やま猫人生放談』上梓。(同文書院) 1996年 12月、毎日新聞連載中のイラストコラムをまとめた『お勝手に』上梓。(毎日新聞社) 1997年 3月11日、公式サイト「やま猫SOMETIMES」OPEN! 4月、中央公論社より「マンガ日本の古典」シリーズの21、『お伽草子』(描き下ろし)上梓。 8月、読売新聞夕刊で三田誠広氏の小説「恋する家族」の挿し絵を担当。(〜98年2月) 10月28日、丸3年続けた毎日新聞のイラストコラム「お勝手に」が好評のうち連載終了。 12月、有限会社DIGIPAD(デジパッド)設立。「デジパッド」とは犬や猫の指の「肉球=digital pad」から。 1998年 2月、中央公論社の「マンガ日本の古典」シリーズが文化庁メディア芸術祭マンガ部門で大賞を受賞。 3月、個展『やま猫展W』を池袋PARCOにて開催(3/20〜4/4)。 1999年 大伴茫人著『姫様と紀貫之のおしゃべりしながら 土佐日記』(洋泉社)の挿画を担当。 宜保愛子著『因縁物語』(青林堂)表紙と挿画担当。 毎日新聞社刊「お勝手に」が中央公論新社より文庫版「どうぞお勝手に」として刊行。 2000年 青林堂月刊『ガロ』1月号より「招く猫」毎月8ページ連載(〜10月号)。 10月、やまだ紫オリジナル猫ラベルワイン発売。 12月、中央公論社より「マンガ日本の古典」『お伽草子』文庫版上梓。 2001年 筑摩書房版に描き下ろし・未収録作品を加えCD-ROM版『樹のうえで猫がみている』としてデジパッドより刊行。 2002年 3月、右腎臓の腫瘍(腎血管筋脂肪腫;良性)がみつかり、右腎摘出手術する。 6月、公式サイト「やま猫SOMETIMES」から「やまねこねっと」にリニューアル! 2003年 4月、オブティン・フューチャー発行隔月広報誌「Sara」にカラー2ページの漫画「まどろみの夢」を連載開始(3号まで) 2004年 3月、コスモス短歌会の「コスモス」4月号より毎月詩画集「見上げれば虹」連載開始(連載中) 11月、コミック+エッセイの新刊『愛のかたち』(PHPエディターズ・グループ発行/PHP研究所発売)上梓。 2006年 4月より京都精華大学マンガ学部専任教授に就任。
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